2013年7月の菜園

半年以上たってのブログ更新。

この土地の言葉で「ずくなし」と言われてしまう状況。

ネタはいろいろあるのだけれど・・・

 

今年も例年通り,化学肥料不使用,無農薬での野菜栽培を試みる。

1歳の息子が土をなめてもOKの状態を貫きたい。

 

家の裏で収穫後の植物体や生ゴミ残渣を腐葉土のように堆肥化を試み,春の耕耘時にストーブの灰とともに混ぜ込んで養分にしているつもりであるが,今年の様子ではこれまでよりも生育が不十分に感じられる。

タマネギは今頃になってようやく太ってきた。昨年収穫したかったのだが,ちっとも大きくならず,冬を越してやっと葉が倒れてきた。

 

「自然農法」を目指せば遅いのが当たり前なのか,タマネギにとっての豊かな自然環境を作ることが出来ていないのか,まだまだ勉強が足りないので何とも言えないが・・・

 

今年貧弱さが目立つのは,ナスやピーマン,パセリ,オクラ,モロヘイヤなど。ズッキーニもやや低調。

 

今年は5月の凍霜害が大問題となり,うちも苗が2度やられてしまったのだが,そういう低温の影響も関係しているのだろうか。

 

中途半端に腐葉土化させた有機肥料を混ぜ込んだので,土壌のpHは5付近とかなり酸性。これが生育不良の一因かも知れないが,昨年も似たようなものだったのだが・・・

もっとも,酸性土壌に強いジャガイモは,種芋植え付け時にややカビが来ていたにもかかわらず,生育旺盛である。

モロヘイヤは酸性土壌に弱いとのこと。そのせいか,貧弱である。

写真の白いものは苦土石灰。

 

本来はまきたくはなかったが,低pHが原因か?と思って手を出した応急処置である。本当は薪ストーブの灰だけで対処したかった。

レタスはけっこう大きく育っている。

 

レタスも酸性土壌を嫌うはずなのだが,かなり立派である。

・・・ということは,他の作物の生育不良が単にpHのせいとも言えない気がする。

 

標高の高い冷涼な気候がやはりレタスに合っているということだろうか。

テーブルビーツもそれなりに立派に育ってきた。

 

2年前に7月半ばに撮った写真と比べると少し小さめだが,これから2週間で追いつく可能性も十分ある。期待して観察すべし。

コールラビも順調に(?)太ってきた。

 

「肥料をやらないから地力が落ちてきたのだ」という外からの指摘もあるが,性急に肥料をやって大きくして自己満足,という風にはなりたくない!!

 

見かけや収量ももちろん大切なのだが,実質とプロセスを優先しつつ何が悪いのかを試行錯誤して研究しないといけないと思う。