青果会社に勤めている A.T. さんからマンゴーが届いた。
鹿児島産のアップルマンゴー(アルフォンソ種,左)とタイ産のマンゴー(ナンドクマイ,右)だ。
早速食べ比べをさせていただいた。
タイ産の方は果皮表面がやや乾燥した雰囲気で光沢がなく黒いシミのような斑点が少々出ているものがあり,香りも弱く,一方で鹿児島産は外観の美しさと強い香りによってかなり上位の品質を感じさせた。
ところが,実際に食べてみるとタイ産ナンドクマイマンゴーの甘さ,濃厚さ,果肉繊維の緻密さに驚き,鹿児島産は味が薄く感じたのだった。
糖度を測定してみると,次の結果であった。
アルフォンソ:果梗側14.2,中央部12.5,先端部13.7
ナンドクマイ:果梗側22.0,中央部20.0,先端部23.2
タイ産のが甘いわけだ。それにしても,糖度20 °Brix を超えるマンゴーを食べたのは初めて。
鹿児島産のマンゴーも決して品質が悪いわけではなく,それだけ食べればとても美味しいのだが,さすがに比べる相手が悪かった,という感じ。
人もマンゴーも見かけで判断してはいけないのだ(^_^;)
A.T. さん,高価なマンゴーを送ってくれて,ありがとう!!